MEES M1の購入レビュー AAC対応の完全ワイヤレスイヤホンを試してみました
左右のイヤホンが独立したBluetoothイヤホンMEES Audio M1を購入しました。
True Wirelessイヤホンをどれにしようかずっと悩んでいて、AppleのAir Podの新型が出たら購入しようと思っていたのですが、Amazonで見つけて、衝動的に購入していまいました。
価格が安かったので、失敗しても良いかなと思っていたのですが、使ってみると想像以上に良い商品だったので、レビューします。
MEES Audio M1とは?
MEESはスマホアクセサリーやオーディオを中心に展開しているメーカーです。
今回購入したM1の前にも、同じくTWSのMEES Fit 1を発売しています。
M1は価格の割にはスペックが充実していて、TWSの購入にあたり欲しいと思っていた機能がほとんど揃っていたので購入しました。
- AAC対応
- 再生/停止/曲送り
- ボリュームコントロール
- Siriの起動
- ケースから出すと自動接続
通常のイヤホンなら、特に珍しい機能ではない部分でも、TWSの小さな本体の中に、これらを搭載するのはなかなか大変です。
iPhoneを使っているので、AACに対応していると嬉しいという点と、物理ボタンで操作ができるので、タッチパネルより誤作動がなく操作できるという点が魅力でした。
とはいえ、高級なイヤホンではないため、音質には決して期待していなかったのですが、日常使いには十分な音が出ているので、とても満足です。
MEES Audio M1のパッケージ
MEES M1は、真っ黒の箱にシンプルなデザインで、高級感のあるものでした。
MEES M1はカラーバリエーションが豊富で、ブラック・ホワイト・ネイビー・ピンク・ゴールドと種類があるのですが、シンプルなブラックを選びました。
ケースもイヤホンも、光沢のあるピアノ素材が使われています。
箱の中身を全部出してみると、開けてすぐ見える中身の他にも、裏側に説明書やUSBケーブルが入っています。
また、MEESのロゴが入った袋には、ウレタン製のイヤーピースが2組み入っています。
シリコンのイヤーピースがS・M・Lの3サイズに加えて、浅くて幅が広いタイプのイヤーピースが1つ入ってい流ので、合計5種類のイヤーピースが入っているので、どんな耳の形状でも対応してくれそうです。
最初は、イヤホン本体にMサイズのシリコンイヤーピースがセットされています。
MEES M1のサイズはかなりコンパクト
MEES M1のケースとイヤホンをiPhone 7と並べてみると、かなりコンパクトなデザインであることが分かります。
特にケースが思っていたよりも小さいので、持ち運びに困ることはなさそうです。
イヤホン本体としては、他のTWSイヤホンと比較して特に小さいということはないですが、耳に沿うような形状なので、装着した時の出っ張りはほとんどありません。
イヤホン全体が耳にすっぽり収まり、外から見てもあまり目立たないデザインになっています。
MEES M1のペアリングの方法
MEES M1をケースにセットすると、充電が始まりイヤホン本体のLEDが赤く点灯します。
ケースの充電は、背面についたMicro USBポートにUSBケーブルを挿して充電します。
商品到着時に、本体にバッテリーが残っている状態だったので、すぐに使い始めることができました。
ペアリングの手順もとても簡単です。
- RとLでメインを決める
- メインに決めた方から取り出す
- スマホの設定でペアリングする
- 反対側のイヤホンを取り出す
- 接続音がして完了
MEES M1をペアリングする上で特徴的なのは、操作のメインを決めるという点です。
Siriを起動させる側や、通話の際にマイクの音声ををどちらから拾うかを最初に決めて、そちらからペアリングを行います。
説明書には、『通話する際にスマホを持つ側とペアリングして下さい』と書いていましたが、実際に通話をした際に、モノラル音声での通話になったので、普段通話をする側の耳に設定しておいたほうが違和感が出ないと感じました。
曲の再生や停止、リダイヤルや通話の応答などの操作は左右どちらからでもできるので、そんなに大きな使い勝手の違いはないかもしれませんが、最初にペアリングする側は決めてから設定しましょう。
MEES M1の使い方と使用感
MEES M1の数日使ってみて、その使い方をまとめてみると、以下のようになります。
- メインから取り出して装着
- Siriはメイン側を2秒長押しで話す
- 通話はメイン側イヤホンのみ
- その他の操作はどちらでも可能
- ボリュームボタンは慣れが必要
使用する際は、まずMEES M1のメイン側を取り出し装着します。
すると『Connected』という音声が聞こえます。
そして、反対側のイヤホンを取り出し装着すると『TWS Connected』という音声が聞こえます。
ここで初めて左右のイヤホンが繋がったということになりますが、時々反対側が繋がらないので、そんな時は、繋がらない方のボタンをクリックすると、接続されます。
全ての接続が完了するまで、もうワンテンポ早いと気持ちいいのですが、まず許容範囲です。
通話がモノラル音声なのが少し気にはなりますが、イヤホン無しで通話する時は基本的に片耳なので、あまり気にしないようにしています。
マイクはノイズキャンセルが付いているという事ですが、確かにJaybirdのイヤホンよりも、通話相手がこちらの声をよく聞き取ってくれるようです。
ボリュームボタンが小さいので、指で探してうまく押すのが難しく、少し手間取っています。
連続再生2時間以外は満足のイヤホン
MEES M1は、TWSの中でも、上位機種と比較すると連続再生時間が2時間と短くなっています。
長いものだと4時間の連続再生が可能なイヤホンもあるので、それらと比べると半分の再生時間しかありません。
個人的には、通勤の時間につけて、あとはケースの中なので問題はありませんが、長時間連続で使用するという用途には不向きです。
ただ、それ以外は、AAC対応ということで音質に安っぽさはありません。
これまで使っていたのが、JaybirdのBluetoothイヤホンなのですが、MEES M1が聴くに耐えないということは全くありません。
むしろ、この価格でコードから解放された快適さを味わえるという満足度の方が高く感じています。
物理ボタンは、頻繁に押すと耳が痛くなるので好みが別れるポイントだと思いますが、タッチの誤作動がないので、確実に操作ができます。
ボリュームコントロールは少々押しづらいので、慣れが必要ですね。
安価で完全ワイヤレスイヤホンを探しているという方は、買って損はないイヤホンだと思います。
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