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iPhoneのキャリア運用をやめて格安SIMで運用する方法を考える

iPhone3GSの発売をきっかけに、DocomoからMNPでSoftbankに乗り換え、これまでずっとSoftbankでiPhoneを運用してきました。

2009年から使い続けているので、かれこれ7年間もSoftbankユーザーでしたが、iPhone7の発売をきっかけに格安SIMでの運用を考えるようになりました。

もちろん格安SIMには、まだまだ不安な要素はありますし、キャリアの安定感は捨てがたいです。

それでも、あまり使用しないパケット通信に4,000円近く支払ったり、そんなにかけない通話を使い放題で契約したり、2年間の契約期間に縛られたりと、気分的にすっきりしない部分が多いのも事実です。

そこでSIMフリーのiPhoneを購入し、格安SIMでiPhoneを運用する方法について考えてみたいと思います。

SIMフリーiPhoneを格安SIMで運用するメリット

まずはキャリアでの運用をやめて、SIMフリーでiPhoneを運用するメリットについて挙げてみます。

パケット通信の料金が安い

現在Docomo,au,Softbankの大手キャリアでiPhoneを契約すると、一番安い1GBのパケット通信プランを契約しても2,900円の月額料金が必要です。

それに加えて、2年契約ではかけ放題プランへの加入が必要だったり、プランによっては一番安いパケット通信プランを選択できなかったり、iPhoneの分割支払いを加えたり…としているうちに、最低でも7,000円程度の支払いになってしまいます。

これらのキャリアと比較して、例えばiPhone専用のプランを用意してくれているFreetelでは、パケット通信が1GBついて基本使用料が1,199円。

格安SIMの中でも評判の高いIIJ Mioの場合だと、3GBのパケット通信がついて基本使用料が1,600円という様に、1/3以下の料金で運用することも可能です。

SIMフリーのiPhoneを新たに購入する場合は、これらに端末の購入代金を加味しなければいけませんが、それでもすぐに元が取れるくらい安く運用することができます。

すでにSIMフリーのiPhone、またはSIMフリー化できるiPhoneを持っていれば、さらに料金の負担が少なく運用が可能。

2年という契約期間の縛りがない

現在キャリアでのiPhone販売方法は、iPhoneを2年間分割で支払う契約をして、その代わりに月額料金から端末代相当分または一部を割引するというものです。

そのため、iPhone本体を購入する初期費用はほとんどかからず、月々の本体の分割代金も、実質数百円〜となっています。

この割引があるため、2年間の契約期間を待たずに解約すれば10,000円程度の違約金が必要です。

不思議だなと思う点は、この2年間が過ぎて機種変更せずに端末を使い続けても、月額料金は変わらないという点です。

2年間の契約期間が終わると、本体の分割支払いが終了するとともに、端末代金相当分の割引も終わってしまうからなのですが、こうなると2年を過ぎてそのまま使い続けるメリットがありません。

料金が変わらないので、また新しいiPhoneに機種変更して、そうするとまた2年間割引を受けられて…という様にループに入っていきます。

騙されているわけでも、損をしているわけでもないのですが、このプランがあるせいで、キャリアからの回線変更はタイミングが難しくなっている様に感じます。

その点、格安SIMではSIMフリーの本体さえ用意しておけば、基本的に契約期間はありません。

例えばキャリアと同じ様にiPhoneを24回の分割払いで購入したとしても、支払いが終わってからその端末を使い続けると、当然月々の支払いは安くなります。

使用中に違うMVNOに乗り換えたくなったとしても、端末はそのままでSIMカードを差し替えるだけで完了です。

この自由さもSIMフリーiPhoneで運用する魅力です。

用途に合わせて幅広いプランを選ぶことができる

SIMフリーiPhoneを購入すると、後はMVNOでSIMを提供している会社を選ぶだけなので、料金プランの選択肢がとても多く、自分に合ったものを自由に選ぶことができます。

例えば、パケット通信を多く使うから、大容量のパケット通信がついているプランを選ぼう。

反対に、パケット通信はほとんど使わずWiFiで通信しているため、できるだけ料金が安いものを選ぼう。

など、iPhoneの使い方に合わせてSIMを選ぶことが可能です。

格安SIMにはそれぞれ特徴があり、LINEのSIMではLINEのサービスが使い放題。FreetelのiPhone専用SIMではApp Storeのダウンロードやアップデートが使い放題など、それぞれ特色のあるサービスを提供しています。

自分がよく使うサービスや用途を把握しておけば、料金以外のメリットも十分に得ることができます。

SIMフリーiPhoneを格安SIMで運用するデメリット

iPhoneを格安SIMで運用するメリットはたくさんありそうですが、反対にデメリットはどうでしょうか?

格安SIMは特徴のあるサービスなので、使い方によっては不向きで、キャリアでiPhoneを運用した方が良い場合もあります。

接続速度や接続の安定感に不満

格安SIMは大手キャリアの回線をMVNOとして間借りしているサービスです。

そのため、回線の速度や接続の安定感ではキャリアの回線には劣ってしまいます。

特に回線の混雑する昼間の時間帯などで、東京都心部や人の多い場所で通信をすると、接続が不安定になったり、思った様に通信速度が出ないということもあります。

ただこれは、人口の多い場所でしか上がってこない不満だったり、使用するSIMによっても差が現れるので、使用する環境で使った方に話を聞いたり、インターネット上に上がっているレビューを見てみる必要があります。

通話をメインに使用する場合は不向き

格安SIMの中にも通話し放題を行なっている会社もありますが、キャリアの様に無制限でかけ放題という会社は現在ありません。

LINEやFace Time Audioなどを使ってしか通話をしないという方にとっては問題ないでしょうが、スマホを持っていない相手や、固定回線に主に電話をかける機会が多い場合は、反対にキャリアの料金より高額になってしまう可能性があります。

ただこういったケースは年々減少傾向にあるため、当てはまる人も少なくなっていくのではないでしょうか。

キャリアメールが使えなくなる

キャリアでiPhoneを使用していたら、@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jpなどのキャリアメールのアドレスが1つ使用できる様になります。

キャリアメールはFacebookやLINEがここまで標準的に使われる様になるまでは、一番使用されている連絡手段でした。

現在は、実際になくても全く困らないという人も多いですが、ガラケー時代からずっと同じキャリアメールのアドレスを使用していた人にとっては、いつか使用するかも?無くなるのが不安。と感じる人もいるのではないでしょうか?

格安SIMの場合は、キャリアメールを用意していないMVNOが多く、あったとしても@より下が変わってしまうことは避けられません。

iPhoneの入手先を考える必要がる

SIMフリーのiPhoneを購入するためには、キャリアで購入せずに、Apple StoreかAmazonなどのオンラインストアで購入する必要があります。

Apple Storeで購入すると、iPhone 7が72,800円〜、iPhone 7 Plusが85,800円〜となっていて、もちろん分割払いも可能ですが、一括で購入するとなると、キャリアでは支払うことのなかった金額を一度に支払わなければいけません。

これは、SIMフリーiPhoneでの運用を決めると、機種変更の度に必要になってくるので、抵抗感のある方も少なくはないでしょう。

ただ、一度購入してしまいさえすれば、2年を待たずに格安SIMの方が安くなっているので、最初の支払額を少なくするか、最初に一気に支払ってしまうかは個人の好みに分かれるポイントでしょう。

また、最新のiPhoneにこだわりがないのなら、ヤフオクやメルカリなどのオークションで1,2世代前のSIMフリーiPhoneが販売されているので、こちらを購入するというのも一つの手段です。

SIMフリーiPhoneにどの格安SIMを選ぶか?

SIMフリーのiPhoneを入手すれば、あとはiPhoneにどのSIMカードを挿すか?という問題だけです。

2代持つ場合や、サブで運用する場合だとデータ通信専用のSIMも選択肢に入りますが、ここではiPhoneをメインで使用する場合を考えて、音声通話がついたSIMカードの運用に絞りたいと思います。

iPhone専用のSIMカードが用意されたFreetel

iPhoneを格安SIMで運用する場合に、まず目に入るのがiPhone専用のSIMが用意されているFreetelです。

Freetelは、Android用のSIMも販売していますが、iOS用に最適化されたSIMカードが特徴です。

中でも注目なのが、App Storeからのダウンロードはパケット通信が無制限に使用できるという点です。

iPhoneを運用していると、アプリのダウンロードやアップデートで度々パケット通信を消費してしまいます。

格安SIMでデータ通信容量の少ないプランを使っていると、パケット通信の残容量が気になって、WiFi環境下でしかダウンロードをしないという方も少なくないのではないでしょうか?

しかし、Freetelならこういったことを気にする必要がなく、アプリが欲しいと思ったらその場で気兼ねなくダウンロードすることができます。

また、基本使用量が安く使った分だけ課金される段階制の定額プランもあり、安く運用しようと思えば、月々1,000円以下で運用することも可能なMVNOです。

通信速度に定評のあるIIJ Mio

IIJ Mioは格安SIMの販売が開始されてすぐにサービスを開始した老舗のMVNOです。

格安SIMは使用量の多く、回線が混雑した時間帯や、低速通信時の速度が比較的早いのが特徴で、iPhoneを安定して運用したいという場合にぴったりのSIMカードです。

IIJ Mioは、低速時でも最初の接続時にブースト機能がついており、Webkページ読み込みの一番通信量が必要な一瞬だけ高速通信を行ってくれます。

このため、高速通信を使用していない時でも、サイトの読み込むくらいなら快適に行うことができます。

また、自分一人でSIMを使用する場合はもちろん、パケット通信の容量を家族で分け合えるファミリーシェアプランがあるので、家族で使用する場合もおすすめです。

IIJ Minと同じ通信方式を使ったDMM Mobile

DMM MobileもIIJと同じく、通信速度に評判の高い格安SIMです。

IIJのSIMカードに搭載されているブースト機能がDMM Mobileでも使用できるので、低速通信時でもページの読み込みが早く、Webページの閲覧くらいなら快適に行うことができます。

また、IIJ Mioと比較すると、まだユーザー数が少ないため、混雑による通信の不安定さも少なくなっています。

大手DMMが運営しているため契約しても安心感がありますし、通信や各種設定、高速通信の残容量確認などができるiPhone用のアプリも使いやすいアプリになっています。

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